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偽島とPOSTMANでの活動記録 (どうもIE以外推奨らしい。
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「お祭りに来てくれてありがとう」
ヴァルプルギスの夜の祭りは終わりを迎えようとしていた。
中央で焚かれていた炎は弱く、いくつか残った松明や飾りがうっすらと当たりを照らしていた。
そろそろ空が明るくなりそうだ。
そんな気配がする。
「君が呼んだら俺は来るよ。しかもお祭りだしね。」
鳥の姿の男はメルに答えた。
山の開けたところに少しずつ人が集まる。灯明祭の灯篭流しがはじまるから。
そっと、静かに集まりだす。
「でも君、俺と踊ってもくれなかったじゃないか。なんでだい?」
男はクスクスと笑う。
メルは仮面をあげて口をとがらせた。
「貴方が自分の踊りたい人を連れてこなかったから。」
男は笑った顔のまま首を傾げた。
目がキラキラと光った。
何でそんな風に光る目をするのだろう、と、メルは思う。
そこに何の思いがあるのか。覗きこむ。
「俺は変わったでしょう?君の家庭教師をしてた頃とは違う。
 それに、メルも大人になったね。」
メルは光と噛み合うような噛み合わないような言葉に軽く息を吐いた。
「貴方は何だか幼くなったわね。」
「幸せに暮らしてるよ」
もう一度、目がキラキラしたのを見て。
これは幸福とか懐かしさとか親しさとか、そんなものの光だろうかと。
ふと男が山の下を見て指をさす。
「灯りが」
灯明祭の灯りと花を流しだす。
その光は、男の目の輝きと同じような気がした。
ヴァルプルギスの祭りの人々は灯りが流れゆくのを見ると、ひっそりと帰り支度をしだす。
身軽に箒にまたがって、そのまま飛び出す者もいた。
「アタシの神様は貴方だと思うんだけど。
 貴方ももう帰ってしまう?」
男はそっと手を伸ばしてメルの頭を撫でた。
「灯りが行くから、帰るんじゃない。
 明かりがあるから、来たわけじゃない。」
メルは一歩下がるとお面を被った。
そして片手でドレスを掴み腰を折って礼をする。
「本日は私の催したお祭りにお越しいただき誠にありがとうございました。
 また是非お越しくださいませ。
 次にお会いできるのを楽しみにお待ちしています。」
男も礼をした。
「お招きいただきありがとうございましたお嬢様。
 貴方に永遠に足る愛が注ぎますように。」
バサッと、
男が沢山の小さな黒鶫に姿を変える。
そしてそのままうすら明るくなっていった空へ飛んでいった。

メルは一度。空を見てクルリと回った。
ドレスの裾が
ふわりと広がる。

(PL)
あろうことか熱をだしまして、コメントとか破滅的・・・
うあああああ

追記(10月27日18:30)
えーいドンデンガエシィー(どりゃー
っつーわけで色々予定がズレたのでこれからコメントとか宣言してきます!
てりゃあ!
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